いけだ筆記通訳グループ
「すみれ」


耳マーク


耳マーク  このマークは、耳に音が入ってくる様子を矢印で示し、一心に聞き取ろうとする姿を表したものです。
 聞こえない、聞こえにくい人々の存在と立場を社会一般に認知してもらい、コミュニケーションの配慮などの理解を求めていくためのシンボルマークです。
 聴覚障害者は、障害そのものが分かりにくいために
  ・人間関係で誤解されやすい
  ・窓口などでの呼び出しが聞こえず、後回しにされる
  ・非常の際の緊急のアナウンスが聞き取れない
  ・後ろから来る車や自転車に気がつかない
など、社会生活のうえで、危険や不安を感じることが数知れなくあります。
 目の不自由な人の「白い杖」や、体の不自由な人の「車いすマーク」と同じように、「耳が不自由です」という自己表示が必要ということで、考案されました。

 このマークの表示がある場所では、「聴覚障害者へのコミュニケーションをサポートします」という合図でもあります。
 このマークのシールやバッジをつけている人に話しかけるときには、口元をはっきり見せて、ゆっくり話したり、筆談をするなどの配慮をお願いします。




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